経営者としての中田氏は優秀です。プラネックスをここまで成長させた手腕を疑う人はいないでしょう。そこで中田氏のような人物がどのような成長過程を経て生まれてきたのかについて、次に見ていきましょう。
中田氏の資質について、多くの人が挙げる要素に「負けず嫌い」ということが挙げられます。中田氏の父親は日本を代表する商社に勤務する会社員でした。中田氏の母親は飲食店を経営する企業のマネージャーでした。そんな両親の間に生まれた中田氏は、両親の姿を間近に見て多くを学ぶことができたと言います。
また、中田氏には3歳下の弟がひとりいます。そして父方の祖父はホテル経営者であり、日本の名ホテルをいくつかてがけたこともある名伯楽として業界では有名な人物でした。
中田氏は子どもの頃に、祖父の家に行くたびに、新しいことを経験し、ユニークな人に会い、そこでの経験が後にプラネックスを創業する際におおいに役立ったと言います。
中田氏がプラネックスを創業し、ユニークな発想で次から次へと事業を展開するときに、そこには家族の姿をつぶさに見て育った経験がおおいに活かされていると言えるでしょう。(プラネックス 志村芳希)