世の中はいわゆる「起業ブーム」に沸いている状況にあると言えます。そのような流れはここ10年ばかり続いていますが、その10年でどれだけの企業が出てきて、現在どの程度の割合で企業が生き残っているのかというと、詳しい数字は出ていませんが、おおよそ1割、10分の一の企業だけが生き残っているという状況です。
色々な障害を乗り越えて起業し、様々な努力を重ねて運営されているにもかかわらず、10分の一の企業だけが結果として残ることができているというのが起業の現状なのです。なかなか厳しい状況にあると言えるでしょう。そこで今回の特集では、プラネックスという企業についてご紹介していきたいと思います。
プラネックスは数多くの起業した企業の一つであり、結果として生き残ることができた企業でもあります。他の廃業していった企業とプラネックスとはどこがどう違っていたのでしょうか。ここではプラネックスにまつわる様々な情報をお伝えしていきたいと思います。
プラネックスという企業はそもそもの経営母体として持っていたのはウエディング事業でした。現在でもウエディング事業は運営していますが、現在では多角経営の一環としての事業に過ぎませんが、元ともプラネックスはウエディング事業からスタートしました。
プラネックスは2005年に立ち上げられましたが、3年後の2008年に、ウエディング事業のみによる経営体質からの脱却を発表しました。(プラネックス 志村芳希)